本連載505でふれた南条文雄の『懐旧録』の中に、「牛津生活一―梵語研究」と題された一章がある。そこで東洋文庫版のサブタイトルとなっている「サンスクリット事始め」が語られている。南条は明治十一年八月にロンドンに着き、翌年の正月に紹介状をもらい…
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