出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2014-04-09から1日間の記事一覧

古本夜話383 実業之日本社『芳水詩集』と『少年世界』

前回書きそびれてしまったけれど、吉屋信子の洛陽堂版『花物語』の判型は、吉武輝子の言葉を借りれば、「大きさは葉書大」、つまり菊半截判、あるいはA6判ということになり、ほぼ現在の文庫本サイズであった。それはほるぷ出版の復刻からも確認できる。 (国…