出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2013-08-04から1日間の記事一覧

混住社会論31 青山真治『ユリイカ EUREKA』(JWORKS、角川書店、二〇〇〇年)

(映画)(小説) 一九九〇年代のVシネマの隆盛は前回の三池崇史のみならず、多くの優れた映画監督を輩出させた。青山真治もその一人であり、最初に『Helpless』(九六年)を観て、これまでと異なる郊外のロードサイドの犯罪と物語の萌芽を感じた。しかしそれ…