出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2016-05-27から1日間の記事一覧

混住社会論142 本間義人『国土計画を考える』(中央公論社、一九九九年)と酉水孜郎『国土計画の経過と課題』(大明堂、一九七五年)

やはりどうしても国土計画のことが気にかかるので、もう一回書いてみる。 本間義人は『国土計画を考える』(中公新書)において、国土計画は「時の政治権力の最大の計画主題(つまり国策)実現のための手段として利用される」機能を有し、「時の国家権力の意…