本連載1008で既述しておいたように、伊藤整の「詩人伝」(『伊藤整全集』第6巻所収、新潮社)は、昭和二十九年に四十九歳で亡くなった宍戸儀一を中心とする昭和初期の詩人たちをめぐる回想と見なしていいだろう。 それゆえに、そのイントロダクションも…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。