ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』の初訳は断るまでもないが、近代日本翻訳史における事件であった。これは本連載1006などでふれているように、昭和六年十二月に伊藤整、永松定、辻野久憲を共訳者として、第一書房から刊行された『ユリシイズ』前編…
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