既述しておいたように、楠山正雄は明治末期から昭和十年代にかけて、三つの辞典の編集に携わっている。最初は早稲田文学社の『文芸百科全書』で、これは隆文館から刊行され、後の中央公論社の『世界文芸大辞典』全七巻のベースとなったものである。そして冨…
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