本連載261で、私が出版業界の寅さんとよんでいる坂東恭吾のことを書いておいたが、彼は特価本業界のパイオニアであり、その走りとしての月遅れ雑誌を最初に扱った立役者だった。坂東が寅さんたるゆえんはその販売の語り口に求められ、彼の口上の無類の面…
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