出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2020-05-06から1日間の記事一覧

古本夜話1021 平泉澄『中世に於ける社寺と社会の関係』

筧克彦『神ながらの道』に続いて、やはり大正十五年に至文堂から、平泉澄の『中世に於ける社寺と社会の関係』も出版されている。後に平泉も筧と並ぶ皇国史観のイデオローグとして知られていくが、大正時代には新進の日本中世研究者であり、その特異な視線は…