続けて詩人の北川冬彦の一冊にも言及しておきたい。ただそれは戦後の翻訳であり、昭和二十八年に創元社から刊行されたダンテの『現代訳 神曲地獄篇』である。 この一文を書くために、あらためて中央公論社版『日本の詩歌』25所収の北川の『三半規管喪失』(…
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