本連載1037の戸川秋骨の随筆集『文鳥』は『近代出版史探索』99で取り上げているが、もう一冊手元にあって、それはまさに昭和六年に第一書房から刊行された『自然・気まぐれ・紀行』である。フランス装アンカット版で、「序のつもり」である「遜辞傲語」…
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