あらためて『新潮社四十年』や『新潮社七十年』に目を通していると、双方において、大正十四年四月から刊行の『現代小説全集』 に関する注視に気づいた。この全集に対して、これまで目を向けていなかったのは何よりも実物を入手していなかったことに尽きるの…
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