喜田川守貞の『近世風俗志』に関して、続けて三回書いてきたので、ここでそれと同時代の、やはり百科全書的な風俗考証の書である喜多村信節の『嬉遊笑覧』にもふれておくべきだろう。喜多村は江戸後期の市井の国学者で、その随筆集成は山東京伝の『骨董集』…
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