前回、買切原稿料から印税制度に移行したのは昭和円本時代を通じてのことだったと述べたが、その実例を大正十五年から昭和二年にかけての春陽堂の『長塚節全集』全六巻に見てみる。 その前に第一巻にはさみこまれた「春陽堂予約出版事業」の払いこみチラシに…
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