出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2021-04-16から1日間の記事一覧

古本夜話1136 至誠堂「新訳漢文叢書」

続けて漢文出版を取り上げてきたけれど、明治から大正にかけて、思いがけずに新書判や袖珍判としても出版されていたのである。 紀田順一郎の『古書収集十番勝負』(創元推理文庫)において、その勝負の六番目に「有朋堂対訳詳解漢文叢書」が挙げられていた。…