出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2021-08-23から1日間の記事一覧

古本夜話1179 三上於菟吉訳『獣人』と坂井律訳『死の解放』

ゾラの「ルーゴン=マッカール叢書」の翻訳は大正時代後半が最盛期で、国立国会図書館編『明治・大正・昭和翻訳文学目録』(風間書房)を確認してみると、次のようにリストアップできる。類似した試みを『近代出版史探索』193で行なっているけれど、私は論創…