出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2019-09-27から1日間の記事一覧

古本夜話950 松山俊太郎、『法華経』、プシルスキー『大女神』

続けて一九三〇年前後のフランス民族学や社会学に大きな影響を与えたと推測される、トリックスター的な「パリのアメリカ人」であるW・B・シーブルックに言及してきた。 本連載935の松本信広はシーブルックがパリに現われる前に帰国している。彼の「巴里よ…