浜松の時代舎で、前回の今田謹吾が編集し、それに花森安治も関わっていたのではないかと推測される生活社の「日本叢書」を見出した。これは初めて目にする「叢書」にして、堀口大学の詩集『山嶺の気』である。「叢書」といってもB6判並製三〇ページのもので…
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