出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2024-03-08から1日間の記事一覧

古本夜話1495 竹中郁『龍骨』と湯川弘文社「新詩叢書」

前回、『詩と詩論』同人の竹中郁が実際にパリのシェイクスピア・アンド・カンパニイ書店を訪れていたことを既述しておいた。それは昭和三年から四年にかけて、洋画家の小磯良平と渡欧し、パリに滞在し、ジャン・コクトーとも会っていた頃だと思われる。 その…