昭和戦前における児童書の大判化に気づかされたのは、ほるぷ出版による「名著複刻日本児童文学館」第一集、二集(昭和四十九年)を通じてであった。この復刻がなければ、それらの児童書に古本屋で出会うことはほとんどなかったであろうし、実物とたがわぬ一…
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