出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2022-10-10から1日間の記事一覧

古本夜話1319 エロシェンコと『神近市子自伝』

前回、神近市子がバハイ教のアグネス・アレグザンダーの部屋の常連であったことにふれた。高杉一郎は『夜あけ前の歌』において、主として『秋田雨雀日記1』に基づくと思われるが、「エロシェンコはとりわけ神近市子がすきであった」と記し、続けて次のように…