出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2010-08-23から1日間の記事一覧

20 ケネス・ミラーと『三つの道』

ゾラが『テレーズ・ラカン』(小林正訳、岩波文庫)や『クロードの告白』(山田稔訳、河出書房)を書いた後、「ルーゴン=マッカール叢書」へと向かったように、ロス・マクドナルドもまた「リュウ・アーチャーシリーズ」以前には、本名のケネス・ミラー名義で…