出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2012-04-20から1日間の記事一覧

古本夜話195 ゾラの翻訳の先駆者飯田旗軒

大正時代におけるゾラの翻訳者として、まず挙げなければならないのは飯田旗軒であろう。しかも彼は「ルーゴン=マッカール叢書」の『金』だけでなく、「三都市叢書」の『巴里』、「四福音書」の『労働』も翻訳していて、ゾラの三つのシリーズの訳者ということ…