出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2013-05-27から1日間の記事一覧

混住社会論23 佐々木譲『真夜中の遠い彼方』(大和書房、一九八四年)

混住社会という言葉が生まれたのは、都市近郊の農村地帯が郊外化する過程において、農家と非農家の混住が始まり、一九七〇年代にはその比率が逆転し、非農家数が農家数を上回ることになり、それが全国的な現象を示すようになったからである。これに続いて八…