出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2011-08-26から1日間の記事一覧

古本夜話127 アルス版「ナチス叢書」と『世界戦争文学全集』、ゾラ『壊滅』

小島威彦の『百年目にあけた玉手箱』第四巻で、北原白秋の弟が経営するアルスの「ナチス叢書」は小島の編集との記述に出会い、長年の出版に関する疑問が解明されたように思った。私はゾラの「ルーゴン=マッカール叢書」の翻訳と編集に携わっていた時期があり…