2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧
独断専行を看過してきた地区住民、O寺と仏像のお開帳の歴史(続き) 小田 : 私も同感で、登記簿などを調べてみると、3ヵ所の土地は同じ昭和52年に売られている。それは同年に自治会エリアが市街化区域と市街化調整区域に分断され、この3ヵ所はいずれも農…
市政による偽史の肯定、O寺と仏像のお開帳の歴史 小田 : それらのことはひとまずおくにしても、現実的には先代からの申請が出され、T王寺とT應寺=T応寺は同一であり、薬師如来は藤原仏で、定朝の真作として、市の指定文化財として認められてしまった。A…
推測の話(続き)——行政・ゼネコン・設計事務所の三位一体 小田 : だが後になって、T王寺問題を調べていくうちに、市とゼネコンと設計事務所が三位一体のようなかたちで、昭和40年代の開発に取り組んでいたことがわかり、それに先代もかかわっていたはずだ…
推測の話——ゼネコン社長の思いつき 小田 : これは私の推測だけど、我々が想像する以上に市議会議長というのは権威のあるポストだったんじゃないのかな。市会議員のトップに立つわけだから、市長と比肩するようなポジションと見なされていたのかもしれない。…
失われた多層的な信仰世界、歴史意識なき短絡的な捏造 A : これは先にふれなかったが、薬師(やくし)は薬師寺、薬師堂薬師如来として使われていくけれど、一方では薬売りの薬師(やし)にもつながっている。 ちょうど年代のことが出たからいうけれど、10世…
文化と宗教と開発の三位一体? 小田 : 『市誌』の刊行は昭和29年で、T王寺とT應寺が同じだと誰も思わなかったし、まして地区の薬師如来像が『市誌』にある「古文化財」だと誰も認識していなかった。それが20年後に市の指定文化財として申請されたわけで、…
県市町村誌/史の衰退、または残り続ける錯誤 A : それはどこでも同じじゃないかな。先に名著出版が昭和43年に創業し、全国の県市町村などの復刻を始めているが、それは43年の明治百年を迎えての近代日本の見直しというか再考のトレンドとなり、多くの関連…
文化事業出版になりきれなかった行政主導の市誌編纂 小田 : 「古文化財」のうちで、その対象となったものをもう一度示してみます。 「木造薬師如来立像 一木造 四尺三寸 T王寺」 これは他のものと異なり、指定文化財にはなっていなかったが、先述したよう…