大越久子の『小村雪岱―物語る意匠』(東京美術)の第二章は「ふたりの女おせんとお伝」と題され、邦枝完二の『絵入草紙おせん』と『お伝地獄』における雪岱の装丁と挿絵、とりわけ後者に焦点を当てている。そのことによって、雪岱の挿絵における江戸の浮世絵…
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