出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2011-09-14から1日間の記事一覧

古本夜話132 富沢有為男『地中海』『東洋』『侠骨一代』

スメラ学塾は残された第一次資料がほとんどないようなので、小島威彦『百年目にあけた玉手箱』の記述からだけでは、その明確な立体図や二千人に及んだという塾生の実態、そこで行なわれた講義や講演がリアルに浮かび上がってこない。それは西田幾多郎門下の…