出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2014-06-06から1日間の記事一覧

混住社会論65 セリーヌ『夜の果ての旅』(原書一九三二年、中央公論社、一九六四年)

前々回の堀江敏幸の『郊外へ』の第七章において、既述しておいたように、フランソワ・ボンの『灰色の血』とパリ北郊のラ・クルヌーヴ市への言及がなされている。堀江によれば、ボンは著名ではないが、ミニュイ社から郊外の匂いを漂わせた癖のある作品を三冊…